■広さは変わっていませんが、親戚連中が来てもこれだけすっきりしていれば何でもできます。蔵に近い場所がダイニングという要望にもきちんと反映されて、キッチンから行き来しやすく便利です。

　二人の時はなるべくクーラーは使わないので、風通しの面でも間取りに工夫がされていて都合が良いです。

• 安全であること、それが今回のリモデルで実現できました。

　母の体調はこれからどうなるか判りませんが、介護を必要とする時が来ても大丈夫なようなバリアフリーになっています。

• 今はまだ住んでいないので判りませんが、彼女達がいずれ台所に立っても支障が無いように計画しました。孫が来たとしてもキッチンから安全に全体が見渡せるはずです。

• ■まだ親戚連中が集まっていないので何とも言えませんが、いつもより勝手が便利になったので喜ぶと思います。

  ■南から北に風が良く通ります。夏場はクーラーをつけずに過ごすことが出来ました。

  • 今のところ母が不便を言ってこないので大丈夫だと思います。(笑

  　段差を極力無くしたことと、引き戸をなるべく設置したこともそうですが、幾度も打ち合わせをした「リビングを中心とした間取り」のお陰でしょうか、不自由なく使用しています。ありがとうございます。
  
  ●先日娘が帰ってきたとき「きれいになったねー！いいじゃん。」と言っていたので、悪くないと思います。

■ご主人とお母さまのご要望に合わせた間取り

　ご主人とお母さま以外の当事者が不在のまま図面を作っていると、なかなかこれと言った案が生まれず、幾度かプランを練りました。その中で最終的に出来たプランでリモデルすることになりました。


考慮した点

●バリアフリー
　　　　　　　　　　　①　今回リモデルする空間内の段差の解消
　　　　　　　　　　　②　車椅子でも、介助することになってもよい間口の確保
　　　　　　　　　　　③　引戸の取り付けによる通路の確保
　　　　　　　　　　　④　脱衣所はリビングと同じ温度になるように隣接し、常時開けておける引き戸にする

●採光・通風・換気
　　　　　　　　　　　①　南掃き出し窓と北掃き出し窓の換気をダイレクトに行えるよう、キッチン廻り建具の取り付けを考慮
　　　　　　　　　　　②　東中窓を開放することにより、洗濯干場の湿気を逃がす事が出来る
　　　　　　　　　　　③　トイレや浴室、洗面脱衣室が外壁面に隣接していなくても、換気扇、採光用窓を設置

●生活動線
　　　　　　　　　　　①　リビングからすぐに水まわりにアプローチできる間取り　(特にトイレの使い易さ)
　　　　　　　　　　　②　洗濯干場と洗濯機の距離を隣接　(いつでも干せるスペースを確保)
　　　　　　　　　　　③　キッチンからすぐ料理が出せる、片付けられるようにカウンターを設置

●断熱・遮熱
　　　　　　　　　　　①　外気温の侵入を防ぐために新規で取り付ける窓は複層ガラス、既存を利用する窓は内窓を設置
　　　　　　　　　　　
●盆・正月
　　　　　　　　　　　①　ダイニングで餅を作る時の小麦粉が飛んでも掃除がしやすいようにリビングとの間仕切りを設置

●くつろぎ
　　　　　　　　　　　①　畳コーナーを設置し、母の居場所を作る
　　　　　　　　　　　②　見守りながら私(主人)が居れるように、パソコンを置いておけるスペースを確保
　　　　　　　　　　　③　キッチンに居る娘達と話しをしながらくつろげるカウンターテーブルを設置