「木造空き家簡易鑑定士」

先日、西尾市のシルバー人材センターより講演依頼を受け「木造空き家簡易鑑定士」の試験を開催しました。


私は株式会社ゆい・リビングという会社とは別に「一般社団法人愛知縣伝統資財再生機構」という長い名前の会社も経営しております。


その伝統資財再生機構にはその名の通り伝統資財(古民家に使われている木やその他の文化的価値のあるもの)を世に残していこうという目的があります。


その目的を達成するために社会問題となっている「空き家問題」について解決していくことが業務となっています。


空き家問題の解決方法は数えきれないほどあり、やらなければならない事は沢山あるのですがすべてやることはできません。


私が行なっている業務には、まず空き家にならないようにするために古民家を後世に残す運動を行う「古民家再生協会」での活動。


もうひとつは、空き家になってしまっている住宅を活用して障害者のグループホーム運営を行い自立支援を行う「ゆいりすホーム」での活動。


シルバー人材センターで講師を行った立場は「古民家再生協会」での活動の一環です。



古民家再生協会やゆいりすホームについてはまた別のところでお話ししたいと思います。













木造空き家簡易鑑定士を受講された西尾市内の19名の方々をみて、女性が1/3程お見えになり、他の会場より比率的に多かったのが印象でした。


女性も今自分の住んでいる家を今後どうしていくのかを考えられて、たまたま見た広報にしおのチラシに本セミナーがあったのでエントリーされたと思うのですが、家の今後をどうするかというのはその家庭では大きな問題なんだなと改めて感じました。


古民家は50年以上たった木造住宅を指しますが、昭和25年以前に建てられた「伝統構法」という造りと、昭和25年以降の建築基準法で建てられた「在来工法」に大別されます。


伝統構法で建てられた住宅は現法律下では日本において新築復元することは許されていません。


空き家簡易鑑定をはじめ、日本の住文化を象徴する伝統構法の古民家が後世に一つでも多く残せることを想いながら、今後も活動してまいります。

コンセプト

施工事例

イベント・チラシ・メディア情報

ゆい・リビングの現場日記

代表者コラム

お役立ち情報

お問い合わせ