新築、建て替え、リノベーションの費用差額

リノベーションはリフォームよりも個性が強く、パターン化することが難しい面をもちますが、あくまで一例として以下の金額面での違いをお話しします。



左から 新築、建て替え、リノベーションとなります。

まず【土地購入】の可否で当然総額は大きく異なります。

ここでは土地購入金額を1200万円と例を挙げていますが、25万円/坪(西尾市は平均これくらいかな)とすると48坪(158.4㎡)の敷地面積としてあります。

日本の面積を図る縮尺が「尺(しゃく)」や「間(けん)」「坪(つぼ)」だったり「㎡(平方メートル・平米)」だったりとややこしいので、余談ですが計算式だけ書き残しておきますね。

1尺=30.3㎝
1間=90.9㎝(日本では計算しやすいようにと91㎝としています)
1坪=8.28㎡(1間×1間=91㎝×91㎝)(91㎝=0.91m)


話しを戻します。

【本体工事】とは、一般的に「住むことができる建物」を作るのに必要な工事範囲を指しています。

新築や建て替えはゼロから作りますので基礎や家の躯体(骨組み)の作成が必要ですが、リノベーションは基本必要ありません。

【工事に関する費用】とは、解体費、地盤改良費、エクステリア工事、地鎮祭、カーテン等を指しています。

カーテンはどちらにしても必要ですが、リノベーションであればカーテン以外は無くても住むことができることが多く、解体費用は本体価格に含まれている考え方です。

【ローンに関する費用】とは、ローンの金利、保証料、事務手数料、印紙税、各種保険の事を指します。

借り入れる金額帯にもよりますが、金利や保険料の差が出てきます。安価なリノベーションの方が有利であることは書かなくてもご理解いただけると思います。

【登録費用・その他】とは、登録免許税、引っ越し費用、仮住まい家賃、ゴミ処分費などを指しています。

新築や建て替えでは様々な登記関連作業があるため、士業の方々への支払いは避けられませんが、リノベーションは増築をしなければ登記費用は必要ありません。






このように、最終的に新築と比べたリノベーション費用との差額はおおよそ1870万円。

建て替えと比べたリノベーション費用(補助金利用の場合)との差額はおおよそ1060万円。

補助金が使えなかったとしてもその差額はおおよそ940万円。


35年のローンを組んだと仮定して、仮に1000万円を余分に払うとすると、リノベーションより更に新築は「毎月23,800円」余分に支払っていかなければならに事が、簡単な計算ではありますが分かると思います。

本体価格は500万円ほどのちがいに見えるかもしれませんが、その違いは倍ほど違うことがご理解いただけたかと思います。

「そこまでリノベーションにかけるなら新築にするわ」

一概には言えませんが、バブルを経験してこられた世代の方々の金銭や住宅に対する感覚は、現代では「ちょっと待った!」が必要です。

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