芦田愛菜+本=立派な人
芦田愛菜+本=立派な人
先日、衝撃を受けました。
その衝撃とは、芦田愛菜さんの「信じるとは」について記者から質問されたことへの回答にです。
芦田さんは「相手を信じること」について
「その人を信じる」ということは日常ではよく使う言葉。
その言葉の意味をよく考えてみると、
自分が理想とするその人の人物像に期待していることなのかな、と。
だから自分がその人に期待している事と反したことをしたりすると
『裏切られた』とか『期待していたのに……』とか言う(思う)。
だけどそれはその人が裏切ったわけではなく、その人の見えなかった部分が見えただけなのでは。と。
その見えなかった部分が見えたとき、「それもその人」と受け止められる、『揺るがない自分がいることが「信じられること」』なのかなと思うんです。
でも『揺るがない自分』の軸を持つのは難しい。
だからこそ人は『信じる』と口に出して、理想の人物像にすがりたいのではと思いました」
と、達観した意見を語られました。
この動画を見た時、感動しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ylYPDG2NBpU&ab_channel=%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%87%E3%82%A4
まだ16歳なのに、ということにも驚きますが、こんな考えをもてることに人として感動をしました。
これは私の推測でしかないですが、彼女は社会人になるのが早かったですよね。なので大人との関りが同年代の子ども達よりも早かったことが考えられますよね。
でもそれだけでは、こんな考え方にはならないと思うんです。現に質問した記者(司会者)がその答えを聞いてタジタジになっていました。
社会人になって大人との関りが多くても、その答えをこのように表現できるわけではないんです。
芦田さんは本を読むことがとても好きなようです。
暇があれば読んでしまうようです。
どんな本を選んで読むのかにもよりますが、本はその作者の人生が詰まっているものですよね。
自分が体験していない他人の経験を知ることができてしまうズルいアイテムです。
体験記のようなものであれば尚更、自分がその作者と同じ失敗をしないようにと読むのも良いでしょうし、憧れる人の思考に近づきたい思いで読むのも良いのだと思います。
本は偉大ですね。
16歳の芦田愛菜さんの成長は多くの国民が見てきたと思いますが、同世代だけでなく我々大人の社会人にも大きな刺激をこれからも発して行かれるのではないかなと思いました。
でも中には
「誰かの受け売りでしょ?」
「彼女は特別だから」
「別に共感しない」
なんて思う人も世の中にはいると思うんですが、
本当にそう思っていますか?と聞いてみたいです。
そう思うご自分の気持ちに、ひがみや嫉み、入ってないですか?とね。
自分の事も、他人の事も、「信じること」ができる心の強さや広さを得られるように、日々精進ですね。