退屈しない人生をありがとう

フランスの旅

これまでフランスへ二度赴きました。

特に知り合いがいるでもなく、二度も行く事にした理由はこれです。

「好きな建築家が建てた建物が多くあるから」

ル・コルビュジエ

知ってる人は知ってます。

そのお話しは今後も出てくるでしょうから今回は書きません。


セントレア→羽田→シャルルドゴール(フランスの国際空港)


飛行機も長旅は大変です。

大変な思いをした分、長期滞在で沢山思い出を残してきました。

今回は、パリ郊外にある「シャンボール城」をピックアップします。

(フランス北中部に位置するロワール=エ=シェール県シャンボールにある城)



さすが霧の都パリ。
曇りです。残念。














行かないと分かりませんが、非常に壮大なスケールの中世の美しさをもったお城でした。

入城すると迎えてくれるホール。

天井の高さにも圧倒されますが、奥に見える螺旋階段もまた六角形で整えられ、ここに王様、お姫様等貴族が暮らしていたんだと想像しながらメルヘン世界へ入り込んでいました。

因みに写真左に見えるすすけたくぼんだ壁が見えるかと思いますが、これは暖炉です。冬だったので実際に火が焚かれていました。














行かないと分かりませんが、非常に壮大なスケールの中世の美しさをもった意匠でした。


見てください!天井(二階の床)は木造です。

何百年とそのままとなっている床組はまだ現役です。

立派な古材ですね。

どの部屋に行ってもこの梁と縁組みが見受けられ、垂直の構造体は石やレンガ組みですが、上階の水平面はほとんど木造であることが分かりました。














行かないと分かりませんが、非常に壮大なスケールの中世の美しさをもった造り方でした。

日本人のほとんどは欧米に「素敵💛」「憧れ💛」「尊敬💛」を持っている人は多いです。

かくいう私もその一人と思います。


この時代のトイレ事情をご存知でしょうか?

この中世から近代に向けての世界のトイレ事情をお話しすると長くなるので端的にお話ししますね。

トイレ事情で最も衛生的だった国は、我が国日本でした。

江戸時代には既に下水処理方法が整っており、非常にキレイな国だったという事です。

戻って、皆さんが大好きな欧米はどうだったかというと、オマルを家来がもってきて、貴族が用を自部屋で足し、家来が捨てに行く、というルーティンだったようです。

立派なお城のどこを探しても、ヨーロッパのお城のトイレは見当たりません。なぜなら、トイレという概念がないからです。














ですから、家来が居ない町の人の排泄物は軒並み路上に捨てられていたとのこと。














ヨーロッパがどれだけ着飾っても、どれだけ壮大なスケールのお城に住んでいても、どれだけ文化レベルが高かったとしても、こうしたことを知りながら海外旅行をすると、自国日本のすばらしさを感じて帰ってきます。














日本にはまだまだ自分の知らない魅力があるはずです。

他国に憧れを持ち良いところを取り込みつつも、自国への誇りをさらに高めるために、海外旅行は楽しいですね。


飲食や服飾、様々な専門職に触れられている方も同じことを感じるのだと思いますが、私の人生は、この「建築」というお題目を頂いているおかげで、日々建築に触れているのでどこにいっても仕事につながる刺激があります。


誰に向けてだかわかりませんが、

退屈しない人生を、ありがとう!

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