守破離(しゅはり)

最近弊社の社員のみんなの成長ぶりに目を見張っています。


「真剣勝負」

弊社の企業社是として掲げられています。

社会(世間)から見られる私達企業を営む者たちは、清廉潔白であり誠実に商いを行うことが当然の義務と認識しています。

その企業は人間が運営しているものであり、ずっと緊張して生きられる人は居ませんので、「やる時はやる」という力の入れ具合をバランスよく過ごしていく事が求められます。

このバランスが人によって差が出てくるところで、違う言い方でいうと「価値観の違い」ともいえるかと思います。

結果としてその行動により仕事が収まり、お客様に満足を頂け感動していただくことができていればその企業は繁栄を続けられると言い切ることができます。

しかし結果は終わってみないとわからないものですから、上司は部下に対して自分の成功体験を下とした価値観を伝えます。


この時に上司が部下へどう伝えるのかが重要だと最近つくづく思うのです。


例えば「この方法が一番正しい(高効率)ので、この方法で行いなさい」と伝えます。一度はその方法で行いますが、その後に同じ作業を依頼した時、違うやり方をしている時があったりすると上司は?と思い、その結果を見守ります。

思う結果が出なかった時、上司は「教えた方法でやらないからな」と思うでしょうし、結果が出てしまった時には「まあとりあえずはいいんだけれど、、、」ともの言いたげな心理になる人が多いのではと思います。

上司が思う「この方法の一番正しい」がどんなことをもって一番正しいのか、そもそもなぜ一番正しいのかを知る必要がありますが、皆さんも知っての通り、世の中に「一番」とか「絶対」とかは無いんですよね。

だから上司は「自分の経験してきた中で一番成功率の高い方法を教えるので、まずはその方法で試していきなさい」と伝えるのが導入期には良いのではと思うのです。

違うより良い方法は必ずあるものだという前提の下、教える側が教わる側にアプローチをすることが、ひとつの言葉のやり取りをスムーズにさせるはずです。

茶道の中から生まれた言葉だと、まだ20代だった私に教えていただけたリフォーム業界の先生から頂いた言葉

「守破離」

どんな道にも先人が歩いた轍があり、その道を歩み先人と同じ景色を見ることを望むのなら、まずはその教えを「守」る

「守」ることを続けていたら、必ず自分ならこうするのになという自分の歩み方を試したくなるもの すなわち教えを「破」る

「破」ることでその歩み方が先人の道とのズレとなる そこで不安が勝れば道を戻るのもひとつ しかし不安よりも勝り己を信じることができれば、そこが自分の道となる すなわち先人から教わった道を「離」れる


上司が自分の型に部下をはめようとするのはエゴであり、部下は上司と同じ人間でない以上違う価値観を持っているもの。だから上司の成功体験は上司のものであり、そっくりそのままその成功方法を伝えても、同じ結果になるとは限らない。

一昔前ならこの「型はめ」型教育で良かったのかもしれない。しかし現代は自由度の高い自然型教育でないと、生き生きと部下は職場で力を発揮できない時代となっていると感じます。

どうしても上司が自分の真似をしてほしい「型はめ」型教育がしたいのなら、部下から「あなたの型にはまりたい」と思わせられる憧れの上司となる必要がありますね。

全員の部下が「あなたの型にはまりたい」と思う状態が理想と思いますが正常ではないとも思います。

このゆいリビングを始めて10年以上が経ちましたが、リフォーマーである私の不足している部分の能力を、今は藤井や岡本が大きく追い越している実感があります。

岡本は「破」から今「離」へ 藤井はすでに「離」の境地と感じます。

追い抜かれたり越えられたりすることを、これからも楽しみの一つとして過ごして居行こうと思います。