「この会社に居ていいのか」
「この会社に居ていいのか」
以前読んだ本を読み返しました。
このタイトルを本屋さんで見た時に、雇い主である私は正直複雑な気持ちになりました。
今居てくれている社員の皆がこんな類の本買ってたらどうしよう、と。
買ってしまいました。なぜでしょう。
なぜ私がこの本を読む気になったのか。
それは、逆説的に考えて、辞めようとは思えない環境をつくることを勉強すれば安定した経営ができると考えた点。そしてこの本を読むことでしばらく体験していない「社員」としての立場を思い出すきっかけとなればと思った点の2点です。
その本の一部にこう書いてありました。
「10年以上同じモノを、10年以上同じヒトに売っている企業は選ぶな」
というフレーズでした。
要約するとこうです。
●10年あればどんな市場も成熟していることが多く、仕事がルーティーン化(マニュアル化)していることが多いので、誰がやっても同じ様な結果になるようになっている仕事場は席取り合戦になっており、代わりになる人が居るということはひとりの社員の重要性が低いので、仕事に対してやりがいを感じている人は少ない。
結論、そういう会社はその後大きな変化を求められた時に対応できないことが考えられるので、仕事にやりがいを感じたい人は、変化をいとわない勢いのある会社(主にベンチャー企業)を選ぶと良い、というようなことでした。
ゆいリビングは開業して13年目です。
住宅店舗リフォーム専門店として、たくさんのお客様にたくさんの経験をさせていただいてきました。
10年経った今、上記にもあるようにある部分ではルーティーン化して刺激が無くなっている面があるように思います。
10年経ったからという意識ではないのですが、維持は衰退。
高い理想を維持しつつ、地に足付けて、今日以上の明日を得られるように、社員全員新たな気持ちで、そして新たな体制でリノベーションをお届けしてまいります。