西尾 自然素材の家 メリットとデメリット①

自然素材

日本人はこのフレーズを聞くと不思議と
悪いイメージをもっておらず、ほとんどの人が
好感を持っています。

私も好きです。


家に関わること以外にも「自然」や「天然」のように
「手を加えられていない」という意味で商品を
販売している企業が多く存在します。

でも「手を加えられていない」と言っても
10かゼロの話をしている会社は無く、「自然」の
まま、何も手を入れないまま商品にしているものなんて
多分商品としてはないのではないのではないかと思います。

住宅に使われる自然素材の代表作としては、石、土、木です。


「石」
石は昔は礎石(そせき)と言って住宅の柱が地面に埋まって
いかないように基礎として当然のように使用されてきました。
現在のように成形されないまま、必要な部分だけ加工され
屋内で玄関等でよく使用されていました。
(屋外では踏み石(敷き畳)等に使われていますが、ここでは
庭造りは家と切り離します)

















「土」
土は石よりも多用されていました。屋根下地と瓦の固定(接着)の
材料として、壁の柱と柱の間に塗られて内外装の仕上材、はたまた
昔は家族が入る入口は客人と分けられていたことが多く、家に入ると
土間があり、その土間は食事を作る所(くど)だったり家畜を雨風から
まもるための場所だったことから、普通の土ではベタベタになって
しまったり削れやすかったことから三和土(「たたき」と読みます)
になっていたりと、土の特性を生かして使用されていました。
















「木」
現在でもなじみ深いのはやはり「木」ですね。現在では家を作るための
重要な骨部分(主要構造体といいます)は鉄骨(S)造や鉄筋コンクリート
(RC)造等があり、海外では石組積造もありますが、やはり国内で
ダントツに多いのが木造です。















全てのものにおいてその素材や作り方についてのメリットがあり、その逆に
デメリットもあります。

「これが一番いい!」というものは存在しません。たまに業者でこれを
押し付けてくる人います。。

その人(業者)の価値観で自分の自宅について決めるのは勝手ですが、
相手方(例えばお客さん)によって要望があるはずですし、実はまだ
気付いていない事(立地や法的制限など、そして金銭面)を気付かせて
あげられることで要望はいとも簡単に変わるものですから、こうした
「知る」機会をみなさんに持ってもらうことで、「家づくりってたのしい」
と思っていただけるコラムを今後も書いていこうと思っています。

次回は自然素材のメリットとデメリットを具体的に説明していきますね。

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