ゆいりすコラム もう1年、やっと1年


こんにちは。太田空です。


あっという間に12月も3分の1が終わり、
あと20日もすれば2020年が終わります。早いですね。


2019年、9月より正式に開業したゆいりすホームは
これで2回目の年越しになります。

ちょうど1年前の昨年12月、1棟目となる西尾丁田のホームは
利用者様は4名入居されていました。(4名定員なので満員)


そのうち2名は親子様だったのですが、お2人揃って
年明けから市営住宅にお引越しされるとのことで
12月26日に退去のため荷物の運び出しを行いました。

まだ運営して4ヶ月弱。退居される方も初めてでしたので
お見送りするときは新たな門出を応援したいような、
少し寂しいような、何とも言えない感情だったのを思い出します。


年末の長期連休に入り、1名の方はご実家に帰省されたので
連休中は利用者様は1名と世話人の2人きりとなってしまいましたが
管理者が鏡もちを用意したり、世話人がお雑煮を作ったり、一緒に
初詣に行ったり(利用者様が1名だったのでできたことですが)して
「お正月らしいことが出来ました」と利用者様が笑顔でいてくださり、

今ゆいりすにいてくださる世話人の方の根っからの優しさというか、
何気ない気配りに年始早々あたたかい気持ちになったのは印象深く、
世話人の方々にはいつも頭が上がらないです。


丸々1年を通して運営してきたのは今年が初めてでしたが、
入居者7名、退居者2名と、出会いと別れを通じて
思い返すと本当に濃い1年を過ごさせて頂きました。


先程、世話人の方々への感謝を申し上げましたが、
ゆいりすホームの利用者様とそのご家族様もいい方達ばかりで、
まだまだ至らないところが多いホームで申し訳が立ちませんが
説明をさせて頂くといつも快く受け入れてくださり、
改めて皆様の理解とご協力があってこそホームの運営が
成り立っていることに心から感謝しています。


それに加え、私事ですが2020年5月に第2子の出産もあり
支援事業所の皆様、世話人の方々、利用者様とそのご家族様から
あたたかいお声掛けとパワーをたくさん頂きました。

皆が皆、1人の人間として大変そうな人には手を差し伸べ、
苦しいときにはヘルプを求められるような環境にいられて
本当にわたしは幸せ者だと感じられたマタニティライフでした。


1人のサラリーマンとして働いていた3年前までは
想像できないほどの経験をさせて頂いています。

もう1年…とも思いますが、内容の濃さから考えれば
まだ1年なのか…とも思います。(笑)

でも、笑ったり凹んだり、評価を頂いて自信がついたり
思いもしない出来事が起きて未来が不安になったり。
数え切れない出来事が心の日記にびっしり記入されています。


前にも書きましたが、わたしの原動力は恩返しの気持ちです。


最初はゆい・リビングの社員さんや協力業者さん、
グループホーム事業を応援し支えてくれる家族に対してでしたが、

不安になっても前に進み続けられるのは、
わたしをいつも理解し応援してくださる職員の皆様、
ゆいりすホームを信用してくださる支援事業所の皆様、
ゆいりすホームを気に入ってくださっている利用者様とそのご家族様。

事業が拡大すればするほど本当にたくさんの方とご縁を頂き、
その度に恩返しをしたい方が増え続けている今になってやっと、
きっとこの先ずっと満足出来ることはないのだろうな…と
薄々気づいて来ました(笑)でもそれだから人間関係って面白いのかな。

年の瀬に、何だか大きな気づきをしてしまった気がします(゜-゜)



今年のわたしのコラムは本日で最後だと思います。

いつも、定型文のように口にしてしまいますが
節目節目では心を込めて伝えたいですね。


本年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い致します!












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